写真でみる女性の性器カンジダ症の具体的な症状

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写真でみる女性の性器カンジダ症の具体的な症状

尾上 泰彦

尾上 泰彦先生元 宮本町中央診療所院長

女性の患者さんが多い性器カンジダ症の具体的な症状と感染時の様子について、日本でもトップクラスの豊富な臨床経験をお持ちの尾上泰彦先生に教えていただきました。

女性の性器カンジダ症の症状①強い掻痒感(かゆみ)

性器カンジダ症の症状のひとつに強いかゆみが上げられます。このかゆみは外陰部や腟部に認められ、かゆさのあまり性器周りにひっかき傷を作ってしまう患者さんも見受けられます。また外陰部において軽いむくみや軽度の赤味を認めることも多いです。

女性の性器カンジダ症の症状②白いおりものが出る

かゆみと並んでよく訴えられる症状としては、帯下(おりもの)の増加と白い腟内容物があります。性器カンジダ症の症状は腟部と外陰部に症状があらわれるため、外陰腟カンジダ症と呼ばれることもあります。検査時に腟内部を観察すると、ヨーグルト状・オカラ状・粥状・酒粕状とたとえられる白い内容物が付着しています。

女性器の梅毒症状
女性の性器カンジダ症の症状。白い腟内容物は「豆腐のカス状」「オカラ状」のほかに、「ヨーグルト状」や「粥状」と例えられることもある

 

性感染症の仲間であるトリコモナス腟炎の場合には大量の帯下と臭気を訴えるほか、腟内容物は淡膿性で泡沫状という違いがあります。

子宮頸部に見られる白い腟内容物。放置すると症状が慢性化して完治が難しくなることもあります
子宮頸部に見られる白い腟内容物。放置すると症状が慢性化して完治が難しくなることもあります

 

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執筆/インタビュー

尾上 泰彦
尾上 泰彦先生

元 宮本町中央診療所院長

性感染症学会の代議員を務め、厚生労働省のHIV研究に協力するなど、わが国における性感染症予防・治療を牽引している。診療所には日々多くの悩める患者が来院し、患者の不

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性感染症学会の代議員を務め、厚生労働省のHIV研究に協力するなど、わが国における性感染症予防・治療を牽引している。診療所には日々多くの悩める患者が来院し、患者の不安を取り除こうとする親身な対応と、豊富な経験と知識をいかした的確な診断には定評がある。一人でも多くの人が病気についての正しい知識を持てるよう、講演会や研修会を開催するほか、雑誌をはじめとするメディアへも積極的に寄稿。さらに、ブログやホームページも立ち上げ、性感染症に関するさまざまな情報を発信している。

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